国宝対面所(鴻の間)

203畳敷きの大広間。上下段の境の欄間(らんま)に雲中飛鴻の彫刻があるので鴻の間ともいいます。上段の床には張良が四賢人を率いて恵帝に謁する図が逆遠近法で描かれています。この障壁画は狩野派の渡辺了慶筆。華麗で重厚な趣が深い間です。

下段左右の襖絵(ふすまえ)と上段床の絵の絵の具にはすべて鉱物質が使われているため(金、銀、白は水晶、赤は珊瑚、緑は銅のサビ)、400年の年月を経た現在でも美しい色を残しています。


対面所上段正面の欄間


上段左の帳台構


上々段右の付書院と違棚